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紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

美輪ワールド

葵上・卒塔婆小町見ました。

メモはこれー。

黒蜥蜴、椿姫、毛皮のマリー、今回の葵上・卒塔婆小町とざっとみて、
ああ、これは美輪さんがひときわ輝く美輪ワールドなんだなと。
面白かったです。はい。

木島日記もどき開口がとうとう出そうです!

長らく怪で連載していた『木島日記もどき開口』が
完結を迎え、
ツイッターで大塚氏が原稿を直しているという話があったのですが、
とうとう、出版社の方に入稿されたようで、
予想では9月に出るかもとのこと。

年内に八雲百怪も出る予定だそうなので、
今年は昭和偽史三部作が熱いですね!

嬉しい!

シュトヘル14巻 感想

はい。というわけで『シュトヘル14巻』無事読み終わりました。
(発売日に買ったので結構前)


感想はというと、

すごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく
よかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

につきます(語彙力)。

 

いやもう、はらはらの展開で、みんな全滅してもおかしくないから、
みんな全滅したら現代のスドーとスズキさんもあえなくて、
バッドエンド確定じゃないかと
はらはらしていましたが、
そんなことはなく。

ハッピーエンドで、落ち着くところへみんな落ち着いて、
現代も幸せになって
さらに、時を越えて、ユルールから
スドーへメッセージまで届くという!

雑誌で読んだからラスト知っていたけど、
思わず泣きましたよ。

そして巻末の居酒屋もほほえましいし、
伊藤さんの旦那さんの寄稿イラストも美麗だし、
いろいろ本当にありがとうございます!
ってかんじでした。
いや、本当にシュトヘルは名作だったよ…。
(みんなもっと読んで…)

伊藤先生の次回作も待ってます!

 

シュトヘル 14 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

シュトヘル 14 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

 

 

少年の残響(1) 感想

ギムナジウムが何とかという、コメントを見て気になったので、
『少年の残響(1)/シリウスKC/座紀 光倫』を読みました。

[あらすじ]
アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では子供たちに勉強と合唱を教えるギムナジウム。彼らの歌声は、人々へ捧げられる癒やしの調べ。しかしその歌にはもう一つの意味があった、それは――。
講談社サイトより


[感想]
売野さんのMAMAみたいな話かと思ったのですが、
数ページめくって見事に予想が裏切られました。
なにこのギムナジウム、新感覚すぎじゃない?
ポイントは、少年たちは歌を歌うといろんなことを忘れるということ、
そして演奏旅行には裏の任務があることでしょうか。
裏の任務はすごく過酷なので、
歌って忘れられるのはいいことかなーと思ったけれど、
ある話で、良い言葉をかけてもらえたことも
忘れるって切なすぎるだろう。ときゅっと心が締め付けられました。
何処かで見たようなイラストなのに、
新しくて、いい作家さんというのはどんどん生まれているのだ、
探すのを怠ったらいけないんだと思いました。はい。
先生はどうやって先生になったのか気になるので、
以下続刊を期待しております。
はい。

 

少年の残響(1) (シリウスコミックス)

少年の残響(1) (シリウスコミックス)

 

 

駄文

愛しのチェリーブロッサム

お元気ですか。
私は少し塞いでいます。

ここ最近あなたになりたかった日々を思い出します。
あなたのように強くなりたかった。それだけではない。
あなたの側にあの男がいたように、私の側にもあの男がいればいいのにと思ったのです。
あなたのことを受け入れ、時に批判し、揶揄しながらも、あなたのすべてを肯定し、最期の瞬間まで側にいた、あの夢のような存在に、私は今とても側にいて欲しいと思うのです。
ええ、私にはあなたほどの価値はありません。
命を賭してもいいほどの何かを、与えてあげることはできません。
巨億の富も、外面の美しさも、精神的至高さも
何もありはしないのです。
何もないから、自己を肯定するなにかもなくて、心が塞ぐのです。価値がない自分が呪わしい。
私よりよほどたくさんの価値あるものをもっている人が、自分には何もないと嘆くのを見て、嫉妬しました。
私も誰かから見れば妬みの対象になるのでしょうか? けれど、妬みの対象になったところで、それは私にとって価値あることではないし、妬まれたところで私は何をしてあげることもできない。
話がそれました。
私はずっとたった一人を探しているのです。あなたにとってのあの男のような、たった一人。魂の双子のような。私の心の渇きをいやしてくれるただひとりを。
けれども出会えない。そんな人間、本当にいるのでしょうか。待ち続ければ出会えるのでしょうか。
もう、待つことも無意味なのだろうか。

心が塞ぎます。ミスも増えて、ますますしんどいです。側にいてください、チェリーブロッサム。そして、あなたの強さを、輝きを見せてほしい。
あなたを追い求めていた頃の私は、あなたの光を受けて輝いていたから。魂を燃やし尽くしていたから。
あの頃に戻れるなら、どんなに幸せだろうかと思います。

ヨヨとネネシリーズが個人的にむっちゃ好きです

ふと、ひらりんさんの三つ目の夢二が読みたくなって、

 

三つ目の夢二 1 (リュウコミックス)

三つ目の夢二 1 (リュウコミックス)

 

 

本棚漁ったら出てきたので、

読み進んでいたわけですが

(続刊が出ないのがとてももったいない)

そのままひらりん熱となって、

ヨヨとネネシリーズに手を出した。

 

のろい屋しまい 新装版 (リュウコミックス)

のろい屋しまい 新装版 (リュウコミックス)

 

 

34歳で(33歳だったかな?)世界を征服する運命にあるヨヨさんは、

6歳の時、大戦争のさなか魔力が暴走し、氷漬けになってしまう。

生まれつき魔力の弱い妹のネネさんは、その氷漬け事件に自分も責任があると感じ、長い時をかけて、ヨヨさんを氷漬けから解放する方法を探っていた。

 

そして、氷は見事に溶け、ヨヨとネネは、呪い屋として、ある町に赴く。その場所で繰り広げられるドタバタコメディ。

 

設定がかなり重厚に練られているので(脇役の裏設定もびっちりで驚いた)、作品として安心して読めるんだけれど、

新装版すら中古でしか手に入らない辛さ…。

(もっと早く気付けばよかった)

 

個人的にカエル(キャラ名を忘れた)が好きです。何と映画では子安さんが声をあてているらしい。

すごいなぁ。

てかこの作品、映画化しているんですよ。いつか見たいやつです。はい。

 

 

 

はるかな空の東 感想

子どもの頃、村山早紀先生に出会わなくて
(というか、あさのあつこ先生にも香月日輪先生に出会ったのも高校生以降だった。出会えてよかった)
大人になって、人づてにコンビニたそがれ堂に出会い、
村山先生好き! となったのですが、
先生がまたしても名作をリライトして出されましたよ!

『はるかな空の東/ポプラピュアフル文庫/村山早紀

www.poplar.co.jp

序文から、がっちがちの王道ファンタジー小説をおもわせる、
世界観を補完する伝説の引用から始まり
(いや、久しぶりに心たぎりました。こういう世界設定を説明する方法大好きなんだ)
運命づけられた少女の冒険譚なのですが、
出てくる登場人物の優しさや温かさ、
弱さを抱えても、前を向く勇気を持つ強さ
人を照らすことのできる明るさ、思いやり
敵さえも(存在の理由を知ってしまえば)なんだか愛おしくなる不思議さ、
神話のぶっちゃけ話で、舌を巻く展開など、
これぞ重厚な王道ファンタジー!
普通だと少年が主人公になりがちですが、
少女が主人公なのもなんだかポイント高いです
(女性の復権みたいな感じがして)

もうだめか、と思った次の瞬間に現れる奇跡みたいな展開に、
どれだけ胸を打たれたことか…。

あと、加筆された後日談があらすじ調で載っているのですが、
これだけで1冊の本になるのになぜならなかったのだ…と
ちょっと思いました(まあ、あらすじが載るだけでもその後の話が知れてよかったかもしれません)。

風早シリーズの優しさと温かさに包まれたお話も大好きなのですが、
『はるかな空の東』みたいなハードコアファンタジーもすごくいいです。本当にいつも素敵な作品を世に送り出してくださりありがとうございます。
個人的には、ハヤミ&トオヤが好きだったりします。
(ですので後日談のあの展開で、うわぁぁってなったけれど、トオヤがやり直してくれてよかった…←若干ネタバレ)

なんだか、クレヨン王国月のたまごを読んでドキドキはらはらしたあの頃のみずみずしい気持ちを思い出しました。
何処かに忘れていた気持ちが返ってくるのって、嬉しいですね。