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紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

幼女戦記8話 感想

感想文

見ました。
ライン戦線で大活躍の魔道大隊が、
共和国の市民兵
国際法の範囲内で、
蹂躙しに行く話でした。

ターニャは上の命令だからとしれっと
民兵を殺しても感慨がわかなさそうですが、
部下はなぁ、躊躇するだろうなぁと
思っていたら躊躇してて、
ターニャに怒られる始末。
でもこれが戦争なんだなぁと、
どんどん殺伐としていくお話に
暗澹たる思いでみるわけですよ。はい。

で、死んだと思っていたアンソン・スー大佐
生きてたー!
ありがとう堀内賢雄(そこか)
ターニャの障害になりそうですが、
後半どう転んでいくんでしょうね。
楽しみです! はい。

あと、本当に帝国の上層部、
恐ろしいほど狸というか、狡猾というか
人を駒にしか思ってないんだろうなぁ。
ターニャなんて可愛いもんですよ。はい。

 

幼女戦記 (2) Plus Ultra

幼女戦記 (2) Plus Ultra

 

 

宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人―  感想

感想文

宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人―/今野勉/新潮社』の感想を。

 

宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人―

宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人―

 

 


【あらすじ】
死の床にある最愛の妹。その胸中を知った時、詩人は修羅と化した。妹の人生を大きく狂わせた恋愛事件と、それに気を留めず同性に恋焦がれていた自分。己を「けだもの」と称した詩人の叫びが「永訣の朝」となり、遺作「銀河鉄道の夜」に絶望と希望の全てが注ぎ込まれた。比類なき調査と謎解きの連続で、従来の賢治像を一変させる圧巻の書。
新潮社サイトより

【評価】
★★★☆☆

【感想】
宮沢賢治の妹が、まさか、生徒時代に恋愛スキャンダルをおこし、逃げるように東京の大学に行っていて、そのスキャンダルを死ぬまで引きずっていたという新しい話に、びっくり。

でもその話を聞くと、永訣の朝で、トシが「今度は自分のことで苦しまないように生まれてくる」という言葉がしっくりきました。
新聞にも取り上げられたスキャンダルて、つらかっただろうなぁ。
でも、死後にこういう話が暴かれるってなんだか切ないですね。研究的にはいいのでしょうけれど。
あとは宮沢賢治が保阪嘉内が好きだったという話と、堀籠文之進もまた好きだったとの話。

嘉内についてはおおむね知っている通りですが(蒼怜と純黒の補足が結構楽しかった)、嘉内が中学の時に見たハレー彗星の話やダルゲとは何ぞとかの説明があるという意味では、『二人の銀河鉄道 嘉内と賢治/江宮隆之/河出書房新社』の方が好みです(あくまで個人的見解)。
あと、嘉内が賢治の熱烈アタックにひいていたみたいな記述がみられましたが(解釈違いだったらすいません)、当時のアザリア面々が結構嘉内に変通送っているので、言うほど嫌がってはいなかったのではないかなー。そうだといいなーと勝手に思っています。はい。

堀籠文之進の件は、知らなかったのですが、(というか藤原さんと一瞬勘違いしてた)そういえば彼方ヨウホさん(https://twitter.com/youho0309)とよよてばさん(https://twitter.com/44tevanni)の合同誌『アザリア奇譚』で、賢治の好きな顔のタイプにちゃっかり並んでおりました。
しかし賢治、好きな人にはとことん迫るタイプだなァと。

あと、ちょっと惜しかったのは、銀河鉄道の夜の解釈。私は第3原稿の、ブルカニロ博士が言った「そしてみんながカムパネルラだ。」という言葉から、カムパネルラのモデルが複数人いる説が好きなので、嘉内だけにとらわれず、緑石や津田や賢治が関わったいろんな人たちにももうちょっと着目してほしかったです。

あと水晶宮の考察はなるほどと思いましたが、チュンセ童子とポウセ童子が賢治と嘉内なら、石炭袋で見えた「向うの河岸に二本の電信ばしらが丁度両方から腕を組んだように赤い腕木をつらねて立っていました。」というのにも着目してほしかったです。はい。

トシさんの新たな話を知ることができたという点で、この本は興味深かったです。はい。

廻天百眼「悦楽乱歩遊戯」感想

2017年3月4日は、虚飾集団廻天百眼本公演「悦楽乱歩遊戯」マチネとソワレ、間の詩劇「記述へのパラフィリア」を拝見しました。

【あらすじ】
丸尾末広少女椿寺山修司の奴婢訓を、
独自の解釈で舞台化してきた虚飾集団廻天百眼が、
ついに江戸川乱歩を上演!

帝都を惑わす黒蜥蜴の魔手がついに小山田静子の元へと伸びる。
駆けつけた明智小五郎の心身を襲うはパノラマ島の如き絢爛な情景。
夜と夜とを重ねるごとに、輪郭を強める生者の吐息に語りかけるあの世の者の影。
見よ、人間はこんなに奔放だ!

虚飾集団廻天百眼×江戸川乱歩 究極の猟奇がいま、幕を開ける!


死の遊戯というものがあるならば、まさしくそれでありましょう。
廻天百眼サイトより

【感想】
最前しか見れない景色があるけれど、最前は血の雨が降るという話も聞き、怖いもの見たさでマチネは最前行きました。
例の覗き穴が見れて、あと本当に血の雨降ってきて新手のアトラクションかなと。
あと、俳優さんがすごく近いので興奮するやつです。至近距離で美しいもの見られるってたまらない。
遊園地にあったら毎日行きたいやつです。

ソワレは全体を俯瞰したかったので舞台全体が見渡せる席へ。詩劇の前提も踏まえ、舞台全体を見るとより話が興味深くうつりました。

で、感想なのですが(今までは前置きだったらしい)、
今回観客はパノラマ島の天井裏に潜んでいる小林少年と同じ位置、すなわち屋根裏の散歩者だったということに気づいて、観客も作品の登場人物だったのかなと。
江戸川乱歩の陰獣、芋虫、蟲、黒蜥蜴、パノラマ島奇譚などの作品をうまいことまとめた上に、どの作品の主要人物たちの話もガンガン盛り込んで、ほぼみんなが主役でした。
これはやり方を間違えるとどれが一番着目すべき話か見失ったりするのだけれど、そういう置いてけぼりが一切なく、登場人物たちを輝かせるのはひとえに石井主宰の手腕なのだと思います。すごいですね。本当に。毎回舌を巻きます。

百眼さんはいつも愛のお話で、悦楽乱歩遊戯も寸分違わず愛溢れる話でした。狂おしい方の愛ですけれど。

寒川と静子は怯えから生まれた愛だったのかなと。最初怯えていたのは静子だけれど(春泥事件で)だんだん寒川のほうが真実に気づいて怯えてしまう。
寒川苦しかったろうなぁ。静子の真実には驚愕でした。やばい!

芙蓉と柾木は、痛々しい愛でしょうか。柾木が必死になればなるほど痛々しくて、かわいそうで、同じ言葉のリフレインが胸に刺さりました。あと、死体の芙蓉さんが美しぎてやばかった。柾木がそれほど愛を込めてお世話していたからだと思うと余計やばい。

菰田夫妻は疑心暗鬼の愛。気づいてほしくない、気づきたくない、けれど気づいてしまう。でも記述を見たあとに劇をみたら、千代子は廣介をどこか愛していて、だから原作ほど廣介を拒絶する風には見えなかったのにあの展開。

須永夫妻は献身的な愛。時子の尽くします的な態度に須永が羨ましかったです。でもかかあ天下だった後半二人の関係が楽しかったです。

明智夫妻は、猫夫人可愛すぎるだろうと。あと小林少年頑張ってた。ちょっと抜けているところがある明智なので可愛くてしっかりしている文代さんがセットなのバランスいいなぁ
記憶喪失なのでもう一回文代さんに結婚しよう言うてる明智可愛すぎか

黒蜥蜴と明智は、好敵手という感じで、三島版みたいな男女の恋愛になってないのが逆に面白かった。黒蜥蜴様はいろいろ持って行き過ぎで最高すぎるだろう。

早苗と雨宮は、かごの中の恋。夢からさめたら終わる愛でしょうか。奔放な早苗は美しく(衣装チェンジ後の艶めかしい中の清純さがすごい言葉にならないくらい好き)、雨宮の追いすがるように早苗を捕まえようとする手が格好良かったです。

黒蜥蜴と雨宮は、ちゃんとご主人様と奴隷で、ドMを好演している雨宮がなんか頼もしかったです。雨宮がエムを晒せば晒すほど黒蜥蜴様が輝くからね。うん。黒蜥蜴様、輝きすぎていた。

黒蜥蜴一味はかなり仲良しさんで、見ているのが楽しかったです。メイドのルイ(美少年系)、ヒトミ(ほんわか天然系)、アイ(しっかりお姉さん系)がそれぞれ個性的で可愛い。
雨宮も今まで見たことない雨宮で新鮮でした。遠藤もいい味出してた。拷問シーンは奴婢訓オマージュで楽しかったです。
遠藤とアイがさりげにできていて、みんなに隠れて付き合ってたのかなとか公認だったのかなと妄想のネタになります。ありがとうございます。

狂った人にしか見えない(らしい)、春泥と黒虹は、しっとりお姉さん系春泥と動きの可愛いおキャンな感じの黒虹がなぜ一緒にいるかわからないのだけれど、二人が姉妹のように仲良く寄り添っていたらいいなぁと、春泥の設定を聞いたあとですと、強く思いました。

一人屋根裏で奮闘していた小林少年はよく頑張ってた。すごい体当たりであたらしいかんじでした。

人間椅子と須永の会話シーンもコメディで好きです。仲良しこよしでちょっとほのぼの。

静子と春泥は、まさかの孤島の鬼設定でびっくりしました。よくあの話をああ変形していれられたなぁ! 海底トンネルに現れたタコも伏線だったのかと思うとドキドキします。

ダラッとかきましたが、今回も本当に素敵な眺めを見せて下さりありがとうございました。
愛に溢れた乱歩として、また原作読み返したくなりました。
あとパノラマ脳の振り付け、むっちゃ楽しかったです。
音楽もすごい良かった。流石西邑さんですね。

感想終わり。まる。

幼女戦記7話 感想

感想文

幼女戦記7話見ました。
(前回は総集編だったので、特に感想はありません)
アンソン・スー大佐と交戦、
いわくつきの銃をターニャが手に入れるまでのお話でした。
敵がどんどん死んでいくのは仕方ないのですが、
それが堀内賢雄さんだと惜しくなる、
アンジェリーク世代の腐女子です。はい。
鬼平も欠かさず見てますよ、えぐいけど。賢雄さん目当てに)

ターニャは、発言するたびに
自分を窮地に追い込んでいるよねー。
黙っていたらいいのに、
と母が言っていたのですが、
エースであるところのターニャが
意見を求められたら答えるのは当然で、
それをまるっと利用してしまう
上層部の方が狸なのではないかと。

しかしターニャ、
あの銃を受け取ったのはまずかった。
メアリーさんの追撃が始まりますよっと。

ところでこのアニメ原作のどこまでやるのだろうなぁ。

あ、久しぶりにOPとEDが聞けて良かったです。
はい。

 

幼女戦記 2 Plus Ultra<幼女戦記>

幼女戦記 2 Plus Ultra<幼女戦記>

 

 

近藤ようこ『水の蛇』『帰る場所』感想めいたもの

感想文

近藤ようこさんが画く説話系の漫画が大好きで、
ここ最近の新装版ブームに
ありがたいと手を合わせています。

で、2017年2月の新刊は説話系ではなく、
女性の生き方(?)をテーマにした
現代漫画が主の2冊が出ました。

水の蛇と帰る場所です。

 

水の蛇 (ビームコミックス)

水の蛇 (ビームコミックス)

 

  

帰る場所 (ビームコミックス)

帰る場所 (ビームコミックス)

 

 

どちらも読んで、ぐっと心をつかまされるというか、
人間のというか女性の抱える様々な業に
いい意味でも悪い意味でもはっとします。
どんな生き方をしても、
どんな年齢でも、
それぞれに悩みや苦しみや切なさや
喜びがあるんだなぁと。


説話系ではないのに、
なんだか説法を読んでいる感じがするのは気のせいでしょうか。
深い深い、人の生き方への説法です。

描かれる女性が、あるコマで、
はっとするほど美しく、
めまいがしました。

近藤ようこさんの作品は好きです。はい。

 

2017年2月25日は、bullionさんの展示会に行きました。

徒然文

2017年2月25日は、bullionさんの展示会に行きました。

日陰は若干寒かったですが、日差しはあたたかく、
ちょっと風を切りながら、
準紳士セットアップでおでかけしてきました。
目的地は、中崎町のbullionさん展示会です。

今回は科学をテーマということで、
サイエンスコートグレーをまとったJIJIさんと
ドクターワンピースグレーをまとったAさんが
お出迎え。
JIJIさんは斜めに被った黒のベレー帽が格好良く
本当に科学者然としていて素敵で
Aさんは、頭のリボンがすごくシックに似合っており、
ネイルもドクターワンピースに合わせていて、
おしゃれだなぁと思いました。

無機質な室内が、本当にラボになったかのようでした。

今回はサイエンスコートを購入。
ブラックがしっくりきました。
素材がさらっとしているので、
夏でも羽織ものとして活躍しそうです。

bullionさんのお洋服は
余所行き風ながらも普段着使いできるところが
すごくお気に入りです。
お洋服を着ていく場所や会う人に合わせて、
こ、これは! と決めていくのが結構大変なので、
ふわっと着ていて、おしゃれだね。と言われるのが
すごく嬉しいです。

いつも素敵なお洋服を本当にありがとうございます。
次回の展示も楽しみにしております。
はい。

2017春夏展示会【SCIENTIST】 | bullion

突然の高畠華宵熱

徒然文

美容室に行ったとき、
マイブームはなんですかと聞かれて、
まさか「美少年です」とは答えられず
バレンタイン後だったこともあり、
「チョコレートです」で言葉を濁したゆきやさんです。

なぜか突然
美少年熱がこじれまして、
(本当、何がきっかけだったやら)
高畠華宵の少年図鑑を中古で買って、

 

高畠華宵・美少年図鑑 (コロナ・ブックス)

高畠華宵・美少年図鑑 (コロナ・ブックス)

 

 

眺めては、美し! ってなってます。
ついでにいうと、丸坊主白皙少年も好きですが、
若衆髷の少年の方がもっと好みです。
あと、カラーよりはモノクロの方が個人的に好きで、
ペンの運びが好きなのかもしれないと思います。
はい。

で、別冊太陽の高畠華宵特集も
中古で手に入れまして、

 

 

高畠華宵ホモセクシャルだったという記述を見て、
あー、なるほどー、ってなりました。
一緒にお写真に写っていたお弟子さんが
高畠華宵の絵そっくりだったので、
写したのかしら…美しい彼を。
なんてときめいたり。

絵は、匂い立つような妖美さがありながら
でも石原豪人みたいにエロスではなく、
まあ、安心して見られるチラリズム
というところもポイント高いです。

はい。

弥生美術館高畠華宵グッズがあるようで、
これは東京に行った折に買わないといけないなぁと。
(愛媛の美術館は遠すぎる)

最近のマイブームです。はい。