紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

花鬼扉の境目屋さん(1)感想

記念すべき第1回ご紹介は下記漫画。

【あらすじ】 『妖怪のみんなへ。人間たちと仲良く暮らせるように、僕が指導するからね。』 現世と妖怪の国を繋ぐ「花鬼扉」を使って妖怪たちを召喚する職業「境目屋」。 人間界に住みたいけど中々うまくいかない彼らに 〈人間らしさ〉を教えるハートウォーミングストーリー。 (コミックゼノンホームページ:http://www.comic-zenon.jp/comics/comic_list.php?title_id=39

【評価】 ★★★★☆

【感想】 表紙の絵に惹かれて購入。

話はシンプル。人間界に住みたい妖怪が一定期間「境目屋」で人間の生活を覚え、人間に紛れて生きていく。みたいな話です。

妖怪たちがなぜ人間界で暮らしたいのか、人間界になれるまでの葛藤や苦労、どうしても叶えたい思いなど、が本当にハートフルにつづられていて、涙腺が緩みっぱなしでした。近年稀にみるハートフル作品です。

妖怪ってともすれば悪役に回されがちなんですが、このお話に出てくる妖怪たちは本当にいい子。そしてちょっと不器用なのがまた人間臭くて(妖怪なのにね)いい。 1巻では、以津真天のお話がお気に入り。 人間のお友達のお墓参りを人間の姿で人間の作法でしたいという以津真天が人の姿に化け、二足歩行を練習し、夢のために必死に頑張る。「いつまで」という呪いの言葉が、「いつまでも」という優しい言葉に変わった時、涙が止まりませんでした。

絵がとても精密です。そしてコマも読みやすく、話も分かりやすい。ちょっと落ち込んだ時などに心を落ち着かせるために読むといい感じかと思います。