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紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行(1) 感想

『ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行(1)/樹生ナト/KADOKAWA』を読みました。

限界集落に、祖母と二人で住んでいた少年「柳太」(柳田國男オマージュ?)は、
祖母から妖怪が生み出せる絵巻をもらう。
そして、友達として、妖怪「ぬえちゃん」を想像し、召喚する。
しかし時を同じくして、祖母が他界。祖母が生み出した百鬼夜行がぬえちゃんと絵巻を連れて、幽世に去ってしまう。
そして、柳太は親戚の家に引き取られ、そこでたくさんの友達に囲まれ、ぬえちゃんのことすら忘れて生きていた。
ある日、この世にもう一度顕現するために、妖怪たちはぬえちゃんと小豆洗いを現世に送り込み、アプリを通じて、心に闇を抱いた子供たちに新たな妖怪を生み出させ、そこに宿ろうとしていた(付喪神のように)。
そして生まれる悪い妖怪を、ぬえちゃんと柳太そして、また従姉妹のサニーが協力して、絵巻に封印していく。

みたいな話です。
パッと見、妖怪ウォッチ的だなぁと思っていましたが、
柳太が妖怪を絵巻に封印するときに、先祖の鳥山石燕を召喚したり、
柳田國男っぽいネーミングが出てきたり、
安定の笹山さんが出てきたりするのは、
大塚サーガだなと思いました。
つまるところ、何も知らない人は妖怪収集(コンプ?)物として読めますし、
大塚英志作品を知っている人には、笹山や柳田國男というキーワードでざわざわするという感じです。
(あと妖怪アバターにガチャ松というあきらかにおそ松フィーチャーがあったりというところもわかる人はおもしろくなるポイントではなかろうかと)。
柳太さんのおばあちゃんが、なんとなく水木しげるののんのんばあ的なのも、オマージュなのかなと。
漢字に振り仮名がふっているので、子どもが読んでも楽しいのではないかと。少年エースだし。

4月5月で続きが連続刊行のようですが、コミックウオーカーでweb公開されていることですし、そちらを読むというのもいいかもしれません。

 

 

 

ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行 (2) (角川コミックス・エース)

ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行 (2) (角川コミックス・エース)

 

 

 

ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行 (3) (角川コミックス・エース)

ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行 (3) (角川コミックス・エース)