紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦 感想

なんかもう綾辻先生と京極先生がバトルってだけでたぎったので、読みました。『文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦/角川書店/朝霧カフカ』の感想を。

 

 

【あらすじ】
殺人探偵の異名をとる綾辻行人は、その危険な異能のために異能特務課の新人エージェント・辻村深月の監視を受けていた。綾辻はある殺人事件の解決を依頼されるが、その裏では宿敵・京極夏彦が糸を引いていて……!?
角川書店サイトより

【評価】
★★★☆☆

【感想】
いろいろ突っ込みどころ多かったですが、作品自体は超エンターテイメント。楽しめました。
綾辻氏が殺人探偵、京極氏が妖術師――その二人の対決! と聞いておもしろくないわけがない。
文体も、京極の作品をまねていたり、両者の小説のキャラクターの名前を借りたキャラ(ややこしいな)が出てきたり、オマージュ力すごいです。

小説家がそのまま出てくる小説は、京極氏の『虚実妖怪百物語』が思い浮かんだのですが(これも早く単行本にならないかなーなったのかなー)、文スト外伝の京極は語尾がお年寄り言葉(「じゃ」とか「のぅ」とか)なので、若干違和感が。
何でかなと思ったら、朝霧先生は綾辻氏にも京極氏にも会ったことがなく、彼らの作品から感じ取ったイメージでキャラを作ったとのこと。しかもそれが全く外れていないからすごいです。
観察力が優れているんでしょうね。
京極の言葉のように見せかけて、善悪の定義の考え方の話がぶち込まれていたり、メタミステリみたいだったり、1冊でいろいろ面白いです。

最後の大どんでん返しは必見。でも納得といえば納得のラストでした。
(てか辻村深月先生女性なんですね。初めて知りました。不勉強で申し訳ない。)

 

これを機に文ストに手を出そうかどうしようか迷い中。とりあえずアニメ見ます!