紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

永井健一さん個展「My first pictures」記念青月泰山さん(左ききのゴーシュ)セロ独奏会「小さな夜の音楽会 - my first pictures -」にうかがいました。

2016年10月1日は、永井健一さん個展「My first pictures」記念青月泰山さん(左ききのゴーシュ)セロ独奏会「小さな夜の音楽会 - my first pictures -」にうかがいました。

演奏会が始まるまで少し時間があったので、永井さんの個展をもう一度拝見しました。階段を上りきったさきの壁に鉛筆で描かれたイラストが何とも言えず美しく、また端の方にきちんと左ききのゴーシュさんまで描かれていてうっとり見入りました。

なぜこんなに永井さん描かれる少女たちが美しいのか、考えたのですが、彼女たちは淡く微笑んでいるけれど、媚びた笑みは一切浮かべていない。ただふとした瞬間自然に口元に現れる笑みをそのまま描写されているんだなぁと勝手に思いました。

演奏会前に永井さんに絡んでしまいましたが、ふわっとお話し下さり、絵、そのものの人だなぁと思いました。繊細で、やわらかくて、それでいて芯が強い。とこれまた勝手に思いました。はい。

さて、演奏会。
昨年の演奏会では左ききのゴーシュとして舞台にいらっしゃいましたが、今回は青月氏として演奏されてました。
水の曲を多めに。それから旅先でのエピソードや思い出、なぜその曲ができたのか、音楽を作る基準となる音の変化によって、作る曲が変化すること。演奏の狭間にとうとうと紡がれた言葉は音楽とともにひどく印象に残ったのでした。

水無月の墓標というセロ独奏の曲が深く深く心に染み入り、早くCDに収録されないかなと思った次第です。
企画展のためにつくられた慈雨は、青月さんの歌唱付きで、しっとりと。
また、桜の国・雪原・砂漠の曲も美しく。
そして、昨年の個展記念の曲「酔醒」と、今回の新作「どこから来て」
セロを演奏する青月さんをじっと見つめていたいのに、ふいに目を閉じて音楽に揺られたいと思ったり、青月さんの背後に映し出された美しい永井さんの絵や二人で旅した奈良の風景をボーっと眺めたり。
夢のような1時間半でした。
永井さんと青月さんの奈良県日帰り旅行のエピソードも(青月さんが永井さんにご朱印帳をプレゼント話とか、藤の花を撮影したらオーヴがうつった話など)とても微笑ましく聞いて、何とも素敵な友好関係のお二人だなと思いました。

今回の演奏会で強く思ったのは、(ツイッターにも書いたのだけれど)永井さんや青月さんはお星さまで、それぞれ絵画と音楽の分野でキラキラきらめいていて、その二人をつないで、星座ができる。星座には物語が生まれて、そしてこんな素晴らしい演奏会を見ることができて、コラボレーションのオルゴールが手に入る。夢のような現実のお話。

永井さんは来年も個展をされるそうで、今から楽しみですね(来年こそはお金をためて…)

 

素敵な夜をありがとうございました!