紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

林美登利さんのDream Child 感想

2014-04-07 18.56.40 アマゾンさんでは品切れていたので、アトリエサードさんで直接買いました。早く手にいれたい方は直販するといいですよ! というわけで、念願の林美登利さんの人形写真集『Dream Child/アトリエサード/林美登利・田中流・石神茉莉』の感想を。 絵本のような美しい装丁にうっとりしながら、諸星大二郎さんと鳩山郁子さんの帯の寄稿をじっくり見つめた後、本を開くとすぐに幻想世界に引き込まれます。

リデルや麗子といった普通の少女人形はごく一部、ページをめくるたびに異形のものが次々と現れます。

異形と聞くと、怖いんじゃないかと思うでしょう? 違うんです、とっても美しいんです。恐ろしいほど美しい。そしてたまに幼子のようなあどけなさのエッセンスがある。だから美しくても近寄りがたくなくて、そばにいたいような気持ちになる。不思議な魅力のあるお人形たちなのです。

はじめて私が見た林さんの作品を見たのは、鳩山郁子さんのカストラチュラトリビュート展。軽くショックを受けました。こんな素敵なものが世の中にあるなんて、と。 そんな私にカルチャーショックを与えたカストラチュラに出てくるシャーロット・リンもファンディー・チュンも収録されてます。うれしいなぁ!

林さんのお人形を、田中さんの写真というフィルターを通してみると、すごく綺麗! 人の目を通すと作品がまた違った魅力を放つのだなぁと感心仕切りです。

忘れてならないのが石神さんの小説。人形を思い浮かべながら、読むとより臨場感が増して、現実では動くことのないお人形が空想世界で自由に動くんです。それってすごく素敵なんです!

読み終わるとなんともいえない満足感が味わえます。

不思議な魅力を持つ林さんのお人形、ぜひ、写真集で見てみてください!(回し者じゃないですよ)