紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

幻想古書店で珈琲を1 感想

『幻想古書店で珈琲を /ハルキ文庫 /蒼月 海里』の感想を。

 

幻想古書店で珈琲を (ハルキ文庫)

幻想古書店で珈琲を (ハルキ文庫)

 

 

【あらすじ】
大学を卒業して入社した会社がすぐに倒産し、無職となってしまった名取司が、どこからともなく漂う珈琲の香りに誘われ、古書店『止まり木』に迷い込む。そこには、自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門がいた。この魔法使いによると、『止まり木』は、本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れる不思議な古書店らしい。ひょんなことからこの古書店で働くことになった司だが、ある日、亜門の本当の正体を知ることになる――。切なくも、ちょっぴり愉快な、本と人で紡がれた心がホッとする物語。
角川春樹事務所サイトより

【評価】
★★★☆☆

【感想】
薄いし、お求めやすいし、連作短編でさらっと読めます。
仕事をなくした青年が魔法を使う謎の(ということにしておこう)古本屋「止まり木」店主亜門と一緒に、本を通じて人の願いや関係を取り戻すお話です。
在り来たりといえば在り来たりですが、取り上げる小説が『飛ぶ教室』だったり『砂男』だったりと知的な雰囲気があります。その本を知っている人はその話を絡めてきたか!ってなるし、読んだことがない本だと、そんな面白い話なら読もうかな、となる(少なくとも私は)書籍紹介小説です。
それに、登場人物たちのファンタジーな設定が入り混じるので、よくできたファンタジーだと思いました。

最近本を絡めた喫茶店推理物流行っているんですかね。読みやすいので、続刊も読もうかと思案中。