紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

神様の御用人7巻  感想

神様の御用人7巻の感想を。

 

神様の御用人7 (メディアワークス文庫)

神様の御用人7 (メディアワークス文庫)

 

 


【あらすじ】
朝を迎えるごとに記憶を失ってしまう月読命(つくよみのみこと)。彼の御用は、こんな自分を支えてくれる実弟須佐之男命(すさのおのみこと)への贈り物を探して欲しいというものだった。
 いつも通り行動を起こす良彦だったが、それはやがて予期せぬ方向へと一同を導くことになり……。
 一方、穂乃香はとある女子生徒と「月」をきっかけに距離を縮め、次第に彼女の心に寄り添っていく。
 記紀に伝えられることなく葬られた神々の秘密が今、月光に晒される――。
メディアワークス文庫サイトより

【感想】
やらかしてくれました。
盛大にやらかしてくれました。
これは、神話に対する壮大な仮説です。
もしも記紀神話を歴史とみなすなら、学会に一石投じたぐらいの衝撃作ではないでしょうか。
良彦が月読命から受けた「月読の荒御霊を探す」御用を紐解くうちに、スサノオ高天原で大暴れした真相にたどり着いてしまうという話の筋書きで、ものすごく興味深く読みました。
そういう話に持っていくならば、月読命の記述が記紀神話で極端に少ないことがナットクというか、よくそんな考えに至ったなと。
今まではよく調べていたナァでしたが、今回はそれからさらに飛躍して、すごい説を提唱したなぁと感心一仕切です。
今回は御用がかなわないかと思いましたが、やはり良彦の思いの強さでしょうか。無事解決してよかったです。
しかし、黄金もまた何かが欠けているという、不穏なスサノオの言葉。次回への布石でしょうか…。
ネットで打ち切りとか言う話が出てましたが、そんなことはなく、7巻も無事出ましたので、次巻の8巻も発行楽しみにしております!