紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

4月18日は、乙画廊の開催中の林美登利さんの個展に行きました

4月18日は、乙画廊の開催中の林美登利さんの個展に行きました。

いや、ね、乙画廊の扉を開けた瞬間、壁一面に林さんのお人形が所狭しと並んでいて悶絶。

林さんの人形はほぼすべて異形で、動物の頭蓋骨とか平然と作品の中に組み込まれているのだけれど、不思議と死の匂いがしないのです。

機械のネコ。身体が真鍮でできたうさぎ魚、猫又少女に、黒蜘蛛少女。頭部がヒツジの頭蓋骨の少女、シャム双生児の樹海ガール。色鮮やかな花に埋もれたサロメの首。

言葉だけ並べると退廃だとか、タナトスとか、そういう雰囲気ですが、林さんの人形はそれと真反対。

目を閉じた子は次の瞬間目をパッチリ開けて微笑んでくれそうだし、どの子も愛嬌たっぷりの顔をしている。身体が異形でも、それがなあに? 自然でしょう? と微笑みかけてくれそうな。

不思議と命に満ち溢れて見える。 人形なんて所詮人間を模したもの、偽りのもの、などという認識は崩れ去り、この人形たちが本物の生き物で、生きて世界に存在してくれればいいのにとさえ願ってしまう。

とても不思議な愛しさと温かさを感じさせる稀有な人形作家さんだなぁと、林さんの作品を見るだに思うのです。 ある意味神の手だと思うの。もっといろんな作品を見てみたいですね。

田中さん撮影の念願のインアルくんの人形も入手できて、ホクホクしました。 インアルくんは、初めて林さんの人形を見たとき、そのなんとも言えない魅力に引きずり込んでくれた私にとって記念すべき子だったので、写真といえども入手できたことは幸いでした。

また、ボークスの人形は知っているけれど、人形作家さんの人形を見るのは初めてという友達と一緒だったのですが、彼女が林さんの作品を大絶賛してくれて、それがとても嬉しかったです。

またこのような素敵な機会がありましたら。 素敵な作品をありがとうございました!