読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

炎の蜃気楼昭和編 悲願橋ブルース 感想

炎の蜃気楼昭和編 悲願橋ブルース/桑原水菜/集英社コバルト文庫』の感想を。

 

 


【あらすじ】
重ねた手の温もりに縋っていたのも束の間、一本の電話が景虎に衝撃的な報せをもたらす。笠原家を襲った悲劇。朽木という友を失い、レガーロを辞め、新たな犠牲が生まれ……終わりなき戦いの行方は?
集英社サイトより

【評価】
★★★☆☆

【感想】
冒頭から尚紀を襲う不幸。
なんだかんだで尚紀の事心配している加瀬さんですが、
その真意がまったく尚紀に伝わらないという。
直景の擦れ違いすさまじすぎじゃない?
そしてとうとう喪服を身にまとう直江の登場!
そして近づく美奈子と加瀬。
心がちぎれるのではないかというほど苦悩する直江。
と、滅びへの序曲が始まったなと。
加瀬さんの分身が、みなぎわの反逆者の高耶さんで、
もっと早くその真意に気付いていたら
直景の関係も良くなったのではと思うのだけれど、
変えられない過去を、堕ちていくしかない過去を
私たちは物語として読んでいるので、
この物語に救いはないんだなと思いました。

あと、織田側が和睦言うてきたのには驚いたし、
織田の戦法がまんま本編最終章でデジャビュでした。
(景虎を人類の敵とするようなデマゴギー

対して付録の短編があまりに甘すぎて、温度差にびっくりしたよね。

炎の蜃気楼昭和編もラストまでのカウントダウンが
始まっているらしい。
読んでいてつらい思いをきっとするだろうけれど、
最後まで読み続けたいなと思います。
はい。