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紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

ゆきやさんはなぜBLを読むのかというお話

徒然文

何処かで、腐女子はなぜBLが好きかというのを見かけたので、
私なりの回答を。

ゆきやさん簡単なプロフ

腐女子という言葉が出る前から腐ってました。
・BLっていうか、やおいやおいっていうか、耽美ジュネ。
・思春期商業BLは漫画は絶愛、小説はフジミシリーズなど角川ルビー系。

なぜ好きなの?

別にBLだけが突出して好きではないです。
ミステリーや歴史ものを読むようにBLを読む。

BLに期待していたのは、不条理でした。
男同士だからということで、男女の恋愛よりハードルがぐんと上がる。
それに、身分差、プライド、社会的制裁、などが複雑に絡み合い、これ以上ない不条理が出来上がるのです。
不条理は息苦しさをもって、生きにくいなと思う自分自身の心のどこかに共感を生みました。
そして、BLはだいたいさいごにハッピーエンドを持ってくる(=何かしらの不条理の解消)ので、読んでる間中抱える暗澹たる重いが昇華されたような気がするのです。

また、男同士という、生物的に組み合わされない関係により強い精神のつながりを見たりもしました。
友情と愛情の狭間、尊敬と敬愛のもっと高みの物とでもいうのでしょうか。
私は絶対エロシーンがないと生きていけない派ではなく、どちらかというと高尚な精神を見せつけられる方が好きですので、
北方謙三のブラッディドールシリーズや高村薫五條瑛夏目漱石のこころなども、割とBL変換して読めます。それを恥じるのをごまかすように、腐っているといっていました。

最近はライトな作品も増え、ハーレクインBL版みたいなのも増えました(急に花嫁になれとかアラブの石油王にさらわれるとか)。
昔の不条理を抱えた鬱屈した作品もありますが、少女漫画のような夢や希望が詰まった作品も沢山あります。

最近は現代を舞台にしているのに、現実的にありえないだろうというBLは年のせいか読めなくなり、まったく異世界とか、耽美ジュネとか、木原音瀬とかしか読めてません。
夢が持てなくなると年かなぁと思います。
まぁ、あくまで、個人的意見ですけれど。

初心者おすすめBL

・魚住君シリーズ

活字倶楽部という雑誌で、BLが苦手な人でも涙腺が持っていかれると話題になりました。一人の人間の成長物語として秀逸です(ちゃんとサチノちゃんの話まで読んでね)。

夏の塩魚住くんシリーズ (1) (角川文庫)

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