紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

モーリス4k 見ました。

モーリス4Kを見てきました。

cinemakadokawa.jp

君の名前で僕を呼んでを見てから気になっていたモーリス。
なぜか2005年に文庫を買った記録がamazonに残っていたので、
昔も読んだか見たはずなのに、すっかり記憶がない(笑)。
なのでとても新鮮な気持ちで見に行きました。

ポスターや予告編では、モーリスとクライブの関係にばかりフューチャーしていますが、
ダークホースというか、後半全部持っていくのが、スカダ―という狩猟番になります。
モーリスにかけるセリフのいちいちが、古の腐女子のハートを刺激してどうしようかと思いました。はい。

この話は、同性愛が法律でも禁じられた時代で(もう少し前なら死刑だったそう)、同性愛であるかもしれない気持ちを、モーリスとクライブともども、出会うことで、自覚し、キスと抱擁程度のプラトニックな同性愛の関係を続けるのだけれど(家族ぐるみのお付き合いまでして)、同性愛で捕まった同級生の裁判をきっかけに、同性愛が怖くなった(?)クライブが、モーリスとの関係に見切りをつけ、結婚し、モーリスにも同じ(女性と結婚し、家庭を持つ)ことを望む前半と、
モーリスは催眠療法まで受けてもなお、肉欲まで抱く同性愛のからめ手から逃れることができず、スカダ―と出会い、スカダ―と関係を持ち、何もかも捨てて(クライブとの友情の関係すら)、スカダ―と生きていきことを選ぶ、後半で構成されています。

若かりしクライブの、容姿の美しさといったら、ため息レベルで、モーリスはやんちゃな子犬みたいでかわいい。スカダ―はもう小悪魔ですよ。後半全部持っていきました。はい。
クライブが晩餐の席で突然倒れたシーン、本ではなぜ倒れたのかわかりにくかったのですが、映画ではリズリー卿の逮捕・裁判がきっかけとすごくわかりやすく描写してありなるほどと。
あと、同性愛を病気と告白するのに、オスカー・ワイルドと同じと表現するのにセンスを感じました。はい。

あと、モーリスもスカダ―も、最初の関係を作るとき窓から来訪するので、恋は窓からくるのかな、センスあるー! とか勝手に感動していました。

見ていて思ったのが、やっぱりこれ吹き替え版で見たかった…!
関俊彦クライブに愛してるって言われたいです。はい。宮本充モーリスも見てみたい…。
下記サイトで、吹き替え版探されているので、見つかるといいですね。

吹替音源募集コーナー‐DVD実績|テレビ・映画・DVDの総合マーケティング・カンパニー“フィールドワークス”


あと、このタイミングで新訳で本が出なおしたので、読み直そうと思います。ふっふ。

 

モーリス (光文社古典新訳文庫 Aフ 15-1)

モーリス (光文社古典新訳文庫 Aフ 15-1)