紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

繕い裁つ人(5) 感想

発売日を確認してまで待ち望んでるわけではないけれど、本屋で新刊を見つけたら必ず買ってしまう作品がいくつかあります。『繕い裁つ人』もその中の一つ。

というわけで、久しぶりに紹介する本は『繕い裁つ人(5)/池辺葵/講談社KCデラックス』です。

【あらすじ】

藤井の担当する洋裁教室の終了が決まり、パリ支店への転勤を希望する藤井。一方、何も知らない市江は、南洋裁店での日々の生活の中で、自分が本当に欲しいものを見つけることとそれを手に入れることの困難さを改めて心に刻んでいた。そして藤井のパリ転勤が正式に決定。それを耳にした市江は……。 (講談社コミックプラスサイトより

【評価】 ★★★☆☆

【感想】 このシリーズはそんなに起伏の激しい物語ではありません。全体的に静謐で穏やかです。淡々と話が進むので、読んでいる私もあまりたぎった感情を持たず平穏に読める作品です。

が、この5巻。

藤井のパリ支店の移動を知ったり、与えられたものの素晴らしさを知らない女子高生との心の交流などを通じて、市江さんの感情の起伏が少し激しくなる。内に秘めたる情熱が張り裂けんばかりになってきている(と感じます)。

色んな人との触れ合いやかかわりを通じて、市江さんが人間的に成長してきたなぁとしみじみ感じさせられました。

個人的に、これから藤井さんとどう関係を維持するのか楽しみです。5巻読み終わったばかりなのに、もう6巻が待ち遠しいです。