紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

オニマル 異界犯罪捜査班 鬼刑事VS殺人鬼 感想

鬼と陰陽師がタッグ組んで(鬼は正体を隠しています、ちなみに)怪事件解決! というと平安時代の話っぽいですが、意外と現代の(しかも近未来)警察を舞台にした推理物の新刊が出たので、感想を。 何を読んだかって? 『オニマル 異界犯罪捜査班 鬼刑事VS殺人鬼/角川ホラー文庫/田中啓文著』ですよ。

【あらすじ】 忌戸部署管内で、頭部を無惨に潰された異様な死体が発見された。時を同じくして、奇妙な生物や怪奇現象の目撃が相次ぐ。次々と発見される惨殺死体を前に、自らも鬼である刑事・鬼丸は、その犯行を同族の仕業と確信するが、捜査の過程で逆に疑惑の目を向けられてしまう。そんな中、ついに姿を現す真犯人。陰陽師の力を持つ、美貌の警部・ベニーとともに、鬼丸は“殺人鬼”と対峙するが…。事件の真相、そして敵の正体とは!? (amazonより)

【評価】 ★★★☆☆ 【感想】

連作短編で事件が一つずつ片付くのと、犯人の後ろにいつも真犯人が隠れているという奥深さを持っているこのシリーズ。ウキウキと新刊を買ったら、なんだかこの巻で終わりのような展開で少しさびしかったです。

あからさまな題材を持ってきて、それを棒に振るとかすごいなぁと。どんでん返しっぷりが上がっています。

鬼丸さんは否定していますが、ベニーさんと鬼丸さんの関係がどんどん仲良くなっていた矢先の最後の話だったので、ちょっとハラハラドキドキしながら読みました。

最後はファンタジーな終わり方でしたが、それはそれでありかもしれない。 舞台を陰陽寮にうつして、新シリーズが始まるといいのですが。これからを期待していたのにあっさり終わった感たっぷりなので、星3つです。