紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

鳩山郁子「新年(Bonne annee)の薔薇茶会」に参加しました

2015年1月31日に、鳩山郁子先生の新年薔薇茶会に参加しました。 会場はおなじみパラボリカビスさん。 集まったのは年齢も性別も様々な紳士淑女の皆様。 お茶会のホストはもちろん鳩山先生。 黒のベレー帽に、黒いケープの上着、白のチュールスカートにグレーのタイツ、茶色のヒールとまるでシューメイカーのユウコさんのようでとても素敵な装いにキュンキュンしました。

開場の挨拶ののち、作りたてで届いた楳心果さんの鳩山先生が書かれた天使の羽根のイラストをもとにしてできた和菓子が登場。 なんと和菓子をお持ちくださった馬場さんがそのまま実演で和菓子を作ってくださいました。 職人技でみるみるうちにできていく素敵な和菓子! お菓子の名前は? と先生が聞かれると、ないんです、と馬場さん。 ではその場でお菓子の名前を決めていただきましょうと、馬場さんが出した答えは「青のはばたき」。素敵な響きですね!

和菓子に舌鼓を打ち、先生のお持ちくださった素敵な天然理科少年グッズや今回のお茶会のシンボルたる天使の羽根のイラスト(カストラチュラに出てくるシャーロットリンが最後にファンディーチュンからもらった羽根のイメージ)を拝見したりでホクホク。

本日のメイン、薔薇の紅茶が配られ、先生の分は夜想の今野さんが詳しい説明付きで目の前でお茶を入れてくれました。

この薔薇の紅茶、とても手間がかかっていて、苦味を取るために薔薇の額をとって、少し潰してから6分お湯に浸します。その後紅茶葉を追加してお湯を足し、葉っぱが自然と開いたら出来上がり。 繊細な味を出すために作られた調合ノートや満月の日につむ紅茶の話、煮沸水の扱い方などお茶を入れる間も素敵なお話が続々と今野さんの口から出てきました。 一度出した後の紅茶に水を入れて一晩おいて水出ししてもいいそうです。

今回のお茶受けが和菓子だったのは、紅茶の持つ繊細な味をお砂糖が壊してしまうのがネックで、それなら和三盆など良いのではないかと、楳心果さんに相談に行ったそう。

お茶の説明がひと段落したのち、4月に復刊が決まったスパングルの宣伝が! スパングルは1993年に初版が出てから11年ごとに版を変え、今回が3版目です。 新収録はMIDORI、ATELIER。なかでもATELIERは高校生の時先生が初めて小説ジュネに投稿して掲載された幻の作品! それを見るだけでも手に入れる価値がありそう。 復刊ドットコムさんで買うと、表紙イラストのポストカードがつく他、抽選でサイン本が50冊、名前いる色紙があたるフェアも! 表紙にギミックを仕込んだと、復刊ドットコムさんの編集さんがおっしゃっていたので、期待大です。

そして鳩山郁子さんが年賀状ポストカードの抽選会。 くじがすべて鳩山先生の手書きで、外れても当たっても嬉しくて、参加者に笑顔が。テーブルごとにくじを集めて写真撮影会がひらかれました。

ちなみにはずれはチビキャラシャーロットリンで、当たりにはファンディーチュンがいました。当たられた方、おめでとうございます!

パラボリカさんの進行で、質問コーナーが始まります。 簡単に箇条書きします(覚えているもののみ)

好きな色彩は? どんな色でも好き。色の組み合わせが好きです。

春夏秋冬思いつくものは? 春はニオイスミレの匂い、夏は海の潮の匂い、秋は藪、枯葉の匂い、冬は蝋梅の香り。香りから季節を感じることが多いですとのこと。

犬派猫派? 犬猫と暮らしたことはある。今なら猫。犬は災害にあったら助けにきそうな忠誠心が…

コーヒーOR紅茶? 家では紅茶、外ではコーヒー。

海外旅行で行って印象的だった場所は? 中学のころ家族といった香港。まだ九龍城があったとか。

執筆中の音楽は? クラッシックや80年代ミュージックなど。激しめなものも聞きます。今一番ならプログレ

絵を描き始めてのは? 漫画という意味では中学校の時手塚治虫の漫画入門の本をもらい、インクとペンを買いに行った

写真の構図で気に掛けてることは? ちょっとでも日常的なものが入らないよう気をつけている。たくさん写真を撮る。

取材はあまりしない? ファンタジーにしたい。あまり調べて本当を知ると作品が狭まるので、気持ちが新鮮なうちに書きます

纏足少年のモチーフはどこから? 岡本隆三さんの纏足の本のエピソードから。

好きなバラの品種は? グレーがかったバラがすき。アッシュウェンズディやシンベリン。廃番になったバラもあって、廃番になって手に入らないとなるとますます焦がれてしまいます

あと、色の塗り方など絵を描く方が熱心に聞いておられました。

先生の締めの挨拶とともに、閉会。 サイン会へ。 散々迷いましたが、青い菊のサイン本がまだなかったので、先生にサインしてもらいました。キヨソネ君を書いてくださり、先生ありがとうございました!

終始穏やかな会で、一人で参加したのですが、同席の皆さんが本当に優しく、先生も気さくに話しかけてくださり、贅沢な時間を過ごさせていただきました。 企画してくださったパラボリカ様ありがとうございます。 1日ホストをしてくださった先生、お疲れ様でした。

またこのような機会があればいいなと思いつつ。 ここまで読んでくださりありがとうございました。