紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

散華するまえに

愛しのチェリーブロッサム

 

お元気ですか。
もう一月もしないで、あなたに会えるというのに、
私の心は晴れないでいます。
あなたに出会えるということは、
あなたの死をまた見るということだからです。
ええ、ええ。
この結末は、ずいぶん前から決まっていました。
その結末があってこそ、あなたに出会えたのですから。
けれども、辛いのです。
辛くてたまらないのです。
昭和を生きたあなたの姿を拝見できると知った時から
この日が来るのは分かっていました。
けれど、なにがあっても見届けると心に誓っていました。
どんな姿でもいい。
あなたが帰ってきてくれるなら。
あなたの言葉を再び見ることができるなら。
あなたの生きざまを愛せるのなら。
それ以上の、無上の喜びはないのですから。

けれど、悲しい。
悲しすぎる。
あなたの魂が負う、途方もない痛み。
あの男が背負う、どうしようもない罪。

何があっても見届けますが、
涙してしまう私がいる事を、
どうか覚えておいてください。