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紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

死役所5 感想

なんだか話が核心に迫ってきたような『死役所5/あずみきし/BUNCH COMICS』の感想を。

死役所 5 (バンチコミックス)

死役所 5 (バンチコミックス)

 

 

【あらすじ】
お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。 "あんたあたしの弟なんだよ? 誰の子供とか関係なく、無条件で"無条件で受け入れてくれる、心の居場所はありますか?魂抉る死者との対話、骨肉の第5巻。
web@バンチサイトより

【評価】
★★★☆☆

【感想】
今までは死役所にやってきた死者たちがいかに生き、死んでしまったかという話でしたが、今回は職員の「ハヤシ」さんの話にページが割かれ、死者がいかに生き、どうして死刑になるほどの罪を犯してしまったのか、という過程が丹念に描かれています。
いやもう、涙ものですよね。
決して快楽殺人などではなく、自身の出生の負い目、最愛の人からの拒絶、それらが絶頂を迎えての、殺人。こんな悲しいことがあってなるものか。
へらへらしていそうに見える、ハヤシさんの過去がこんなにも切ないとは…。

他2篇は、通常の死者たちのお話だったのですが、どちらも涙腺を刺激して仕方なかったです。
子どもの死はやはり悲しいなぁ。ちょっと銀河鉄道の夜のカンパネルラを思い出しました。

今後どんな展開をするのか、たのしみです。はい。