紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

届かぬ想い

愛しのチェリーブロッサム

お元気ですか。 私は元気です。

この間、2月14日はバレンタインデーでした。 ふんどしの日だなんていう人もいましたが、 およそバレンタインデーでした。 あなたは覚えておいでですか? 私が笑顔が素敵だといった彼のことを。

バレンタインのときに、すこし(私にとって)奇跡のような出来事があったので、記しますね。

この年になると、バレンタインを盛大に祝うこともできず、近所のコンビニで種類の違う板チョコを数枚買ったのです。 板チョコなら、単なるお菓子ですよと言い訳ができる気がして。

バレンタインの日は土曜日で、朝彼はいなかったので、少し残念な気持ちで部署の出勤していた上司にチョコを配りました。 すぐにおせんべいやポテトチップスがかえってきて、お菓子の物々交換だなと苦笑しました。

午後になって、社内を散歩していたら、彼がなんと出勤していたのです! ドキドキしながらさりげなさを装い、私は彼に板チョコを渡しました。 彼はすこし逡巡して、それから「バレンタインデーだ!」と嬉しそうに言うのです。 私はその場にいるのが居た堪れなくなって、すぐに自分の席に戻りました。 一時間後、休憩室に行ったら、彼とばったり会い、言葉を交わす機会に恵まれたのです。 けれど私の口から出るのは否定の言葉ばかり。 「バレンタインのチョコですか」「いえいえそんな重いものではなりません」 「お菓子好きですね。チョコレートお好きですか」「今はポテトチップスの方が好きです」

支離滅裂です。しっちゃかめっちゃかです。 なんで、肯定的なことが言えないのか、素直に慣れないのか。そもそも冷静になれなかったのか。 後になって頭を抱えましたとも。

相手があなただったなら、こんな風に手紙をしたためて、気持ちを落ち着かせて素直に好きといえるのに。 人とは複雑な生き物ですね。

でもね、私思うのです。彼の笑顔や容姿は好きだけれど、彼とずっと一緒にいることはできないだろうなぁと。 良い格好をしたくて、化けの皮をかぶって、心を偽ってしまううちは、人を恋いうることなどできないのです。 下天の一日も、66%過ぎたというのに。 人ひとり満足に恋うれない、自分の愚かさが呪わしいです。