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紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

voyantroupe公演「アンジョルラス」感想

3月20日マチネ、voyantroupe公演「アンジョルラス」を拝見しました。

風俗店に駆け込んだひき逃げ犯に友人を殺された東大生の革命家たちが、風俗店で人質にされたすべての人間のプライバシーがネットに拡散される中、それを箝口するよう政府に要求するのだが…。

というお話が、2時間強で激しく演じられました。
テーマが重たいのと壮大すぎて、呑み込めずにあわあわしていました。
俳優さんたちはスタイリッシュで格好良く、女優さんたちは艶やかな花のよう。
そんな、彼らの口から紡がれる息つく暇なく紡がれる言葉。
理想願い過酷な現実誹謗中傷残酷。

救いがあるように見せかけて、まったくないので、ああこれは夢物語なんかじゃない。苦しいだけの現実をそのまま反映したのだ。
どうしようもない世界を変えたくて、願いを託すけれど裏切られる。

苦しくて重くて、胸が痛みました。

でもきっとこれが、世間に対して主宰さんが投げかけたいことだったのでしょう。
劇場にいたものとして、どこまで理解できるかわかりませんが、なにかを受け止めたいと思いました。

そういえば、コゼットの写真にはいったい誰がうつっていたのだろう。