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紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

笑う吸血鬼1 感想

『笑う吸血鬼1/丸尾末広/KADOKAWA』の感想を。

 

 

【あらすじ】
「永遠の命をあげよう」 そう謎の女に言われて、十四歳の少年は、吸血鬼となった…。現代日本を生きる美しき少年少女吸血鬼の物語。「少女椿」・「パノラマ島綺譚」(原作:江戸川乱歩)・「トミノの地獄」…唯一無二の“闇”を描いて、世界中に熱狂的ファンを持つ日本漫画界の魔神・丸尾末広、その魅力が横溢する傑作長篇が、手に取りやすい新装版となって、ついに刊行!(全2巻)
エンターブレインサイトより

【評価】
★★★☆☆

【感想】
猟奇・スプラッタが苦手なのに、読んでいると何ともいえないぞわっとしたものが身体を駆け巡るのにそれでも読んでしまうのは、ひとえに美少年・毛利耿之助と美少女・宮脇留奈、そして駱駝女と際立ったキャラクターの3人が好きだからである。

だから少女たちが援助交際をしようが、少年が放火に走ろうが、少年たちが暴力に走ろうが、読んでしまう。自分の中の倫理観が警告を発するのに、見てしまう。これは一体どういうことだ(自分の中的に)。

毛利くんと留奈ちゃんが世間一般が言うような吸血鬼でないことは2巻のハライソの方で明かされるのだけれど、それを知るまでは美しき少年少女たちの暗黒グランギニョールを楽しめるわけです。はい。

KADOKAWAから出る分、世の中に幾分普及しやすくなった(人の目にさらされやすくなた)とはいえ、やはりこの作品は部屋の片隅でこっそり読むのが定石かなと(コミックナタリーなんかでおおっぴらに宣伝されてましたが)。

あと、KADOKAWAからでたので、Kindle版も出て、これは嬉しい。こっそり持ち歩ける毛利君は理想でしたので。

残念なことに表紙絵は書下ろしでなかったので、11月の月蝕さんの劇で書きおろされる毛利君を楽しみにして生きようと思います。はい。
(早く2巻も読もう)