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紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

クリスマスというと思いだす話があってですね。

徒然文

メリークリスマス。

クリスマスといえば、中高とキリスト教系の学校に通っていて、
クリスマスの頃にページェントという無言劇を見るのが常だった。

最初の頃は、イエスの生誕のシーンを見ていたのだけれど、
宗教主任が変わってから、「アルタバン」という男の物語になった。
アルタバンは、東方の3博士の最後の一人。
けれど、道に倒れている人を見つけ介抱する間に、3博士に合流できずに、イエスの誕生に間に合わない。
それから33年間、イエスを求めてさまようのだけれど、出会えない。その代わりに、沢山の病めるものや苦しむものにイエスに捧げるはずの宝物を施しとしてささげた。
イエスが磔にされると知った時も、奴隷の女を助けるために最後の宝石(真珠説有)を手放し、イエスを救えないことを嘆いたという。
彼は、イエスが死んだときに起こった地震で死ぬのだけれど(これは諸説あるようです)、その時イエスに声を聴いて、「私は(あなたに)何もできませんでした」と。するとイエスが「あなたが施してきたすべては私にしたのと同じなんですよ」と答える。
そうして、アルタバンの33年の放浪は報われていたという話。

実はこの話が好きで、馬小屋の話を見るよりは、アルタバン物語を見る方が楽しかったのを覚えている。

もはやクリスマスを祝う年でもないので、そんな話を思い出してみたり。