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紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

君の名は 感想(盛大にネタバレしているので見ていない方はご注意ください)

トピック「君の名は。」について

君の名は、を見てきました。ぼっちで。まあ、いつものことですけれど。

 

www.kiminona.com

おばさんなので、心の準備がいるかと思い、ネタバレを全部読んでから見に行くという天邪鬼っぷり。

ネタバレを読んだ時点では、SFではよくある話か知らんという感想。

で、映画館。久しぶりに言ったら人多し、完売しているし、カップルおおいし、コミュ障にとってこんなに恐ろしい場所はないのでした。余談ですが。

 

で、本編。

背景がもはや芸術レベル。美しい。

伏線回収のワードがきちんと前半に理路整然と収まっているのがなおよい。

入れ替わる瀧と三葉、の都会と地方の違いを鮮明に描いているのもいい。

入れ替わりの描写がすごく楽しい。神木隆之介の女の子っぷりが自然でかわいかった。本当に中身三葉ちゃんだなぁ。主役二人のたがいの演じ分けが素敵でした。

 

 

で、ネタバレ領域なのですが、

瀧が三葉と入れ替われなくなって、どうしたんだろう→会いに行く! っていう選択肢がものすごく好きだ。

そして知ってしまう、悲しい事故のことを。

実は二人時間軸3年ずれてるんですよ。そして、三葉ちゃんは隕石で死んでしまう。それをどうにかできないのかと、三葉ちゃんの神社の御神体のところまで、たどり着いた瀧は、三葉ちゃん(神社の巫女ですちなみに)が作った口噛み酒(三葉の半分)を口にする。そしたら奇跡が起こって、また入れ替われるんですよ!(感涙!)

(意味が分からない人は映画を見るんだ! 入れ替わりにはまぁ、そのほかに謎の組みひもとかおばあちゃんの言葉とかあるんですがそれは映画館で確認してください)

隕石が落ちてくることを、町の人に知らせようと必死になる瀧と三葉の友人たち。そしてカタワレ時に、これまた奇跡的に瀧と三葉がやっと出会うんです! もう涙止まらなかったね。

実は隕石が落ちる前日に、三葉が東京の瀧に会いに行くのだけれど、時間軸がずれているから瀧は三葉がわからない。けれど、三葉は自分の髪を結んでいた組みひもを瀧に託していた(ここで組みひも伏線回収)

組みひもは三葉に返され、微笑みあう二人。やばいおばさんの涙腺が緩みっぱなしだ。

一瞬の触れあいで、絶対君に会いに行く、君を忘れないって互いが思うのだけれど、時間がたてば名前も、何を忘れないかも忘れてしまう。自分を突き動かしていた強い思いの源が何なのかもわからなくなる。言葉も、文字も残らない、その先。あいまいな想いだけがある。

三葉の手に瀧が名前を忘れないようにと書いた文字が「すきだ」で、いとおしさ倍増だよ。おばさんを萌え殺す気か。

結局、町が滅ぶんだけれど、人命は助かるという風に時間軸が書き換えられ、月日は流れ5年たち、瀧はなぜ高校生の時に三葉の町まで行ったのかすら忘れてしまう。自分はどうにかしていたんだと。

バイト先の先輩が好きだったはずなのに、気が付けば三葉を想っていた。もはや名前も誰なのかも思い出せない誰か。

上京している三葉もまた思い出せない誰かを想っていて、瀧と三葉は何度かすれ違うんだけれど、この人は・・みたいな感じでお互い声をかけれない。

ウオー、もどかしい。

この辺りまで来ると、お願いですから二人をどうにか結び付けてくださいと(普段少女漫画系苦手だからカップルにくっつけとは思わない天邪鬼な私が)強烈に願うほどでした。

で、ある日、電車がすれ違う時に、顔があって、「あ!」ってなる。

そして二人が互いを求めて、町をさまよい、とうとう出会うんだけれど、やり過ごそうとするんですよね! おま、そこは違う! 抱きしめるところだ! と応援していたら、瀧が動いた! 声かけた! そして振り返る三葉!

 

ハッピーエンドだーーーーーーーーー!

 

でタイトル。そしてエンディングテロップ。

最後まで呆けてみてました。だらだら泣いてました。いや、もう、本当に、こんな素敵な作品をありがとうございます。

盛大なネタバレ書いたけれど、ネタバレしててもそれをさらに上回るときめきと感動があるので、ぜひ映画館で見てください。映像美がすごく強いので、大画面で見れるうちに見た方が感動倍増すると思うよ!

 

あと、たぶん深く書かれないけれど、三葉とお父さんとの和解とか、言ノ葉の庭から先生がゲスト出演していたりとか、小さなところでもおいしいし、何より二人の瑞々しい、本当に瑞々しい青春SFに心射抜かれましたよ。歌もすごくよかった。歌の力を感じたのは久しぶりでした。

いやー、もう2,3回は見たいですね。はい(もしくはDVD組)