紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

『天使』須永朝彦著  感想

『天使/須永朝彦/国書刊行会』の感想を。

【内容紹介】
耽美小説の聖典として名高い蠱惑の短篇19編とあやかしの4つのメルヘンを収録。天使と吸血鬼の美しい物語。「就眠儀式」「笛吹童子」「契」「花刑」「木犀館殺人事件」ほか。
国書刊行会サイトより

【感想】
表題作「天使」という作品にツイッターのフォロウィーさんが素敵なイラストをつけて投稿していらっしゃって、
興味を持って購入したら自分の嗜好にドンピシャで、読み進めるごとに胸の高鳴りが鳴りやまず、どうしようかと思いました。
ハッピーエンドの作品は少なく、耽美幻想世界を高めて、奈落に突き落とすように物語を閉めるのも、すごく好きです。
どうして今までこんな素敵な作家さんを知らなかったんだろう。
バンパイアものが多いし、決まりきったように、ゲルマンの金髪碧眼の美青年が出てきて、お約束! ってなるのですが、話の切り口がこれまたうまい具合に変わるので、読んでいて飽きません。
耽美幻想小説っていいな、という気持ちを再確認させてくれた本でした。はい。
あ、耽美JUNE(BLではない)が匂い立ちますので、苦手な方はお気を付けください。

 

天使

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