紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

『室町時代の女装少年×姫 『ちごいま』物語絵巻の世界/笠間書院』 の感想

室町時代の女装少年×姫 『ちごいま』物語絵巻の世界/笠間書院』 の感想を。

 

室町時代の女装少年×姫: 『ちごいま』物語絵巻の世界

室町時代の女装少年×姫: 『ちごいま』物語絵巻の世界

 

 【内容】
寺に仕える男の子、児(ちご)が姫に一目惚れ!
女房を装って姫に近づく彼の想いは叶うのか?
周囲の僧や貴族、天狗までをも巻き込んで、恋に突き進む「男の娘(おとこのこ)」の大冒険。
笠間書院サイトより

【感想】
美しい姫に一目ぼれした、美貌の稚児が恋煩いし、乳母のすすめで、女装して姫の側仕えとなり、本懐を遂げるも、一時的に山に帰ることになったら、その先で天狗にさらわれて…と、展開盛りだくさんのライトノベルか!? という作品がすでに室町時代に成立していたことにびっくり。 

しかもその内容の面白さと、翻訳の読みやすさにするすると読みました。
物語の解説などもあり学術書としても興味深いものでしたが、物語の部分だけ切り取って、廉価版で現代語訳バーンと出したら売れると思うんですけれど。それで、読んだ人が、「え!? 室町時代成立!?」 って驚くところが見てみたい。

表紙の近藤ようこさんが描かれた表紙の稚児もまた魅力的で作品に華を添えてますねー。いいですねー!

価格がちょっと高いですが、お話的には面白いので、おすすめです。