紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

五條瑛先生の新刊まとめ~鉱物シリーズを中心に

国際謀略小説の名手、五條瑛先生最近の出版まとめ。

スリー・アゲーツ 

ここ最近といっても2年前か。
しかも、プラチナビーズからはじまる鉱物シリーズ第2弾が何故か突然復刻。
表紙は大好き森美夏先生。できるなら、プラチナビーズから復刊してほしかったです、小学館さま。

スリー・アゲーツ 上: 二つの家族 (小学館文庫)

スリー・アゲーツ 上: 二つの家族 (小学館文庫)

 

 

スリー・アゲーツ 下: 二つの家族 (小学館文庫)

スリー・アゲーツ 下: 二つの家族 (小学館文庫)

 

スパイは楽園に戯れる 

鉱物シリーズ3作目。在日米軍情報アナリスト・葉山隆は、聞き取り調査の中から北朝鮮に関する有力な人物“ヨハン”について調べていた。
同じころ、スパイ対策の法案についてのテレビ討論があり、その番組に映し出されたスパイと思われる女性の殺人事件が起こる。
有望な政治家涌井は、かつて自分に教示を与えた男が誰なのか中華文化思想研究所所長 仲上孔兵に調査を依頼した。それが自身の悲劇を生むとは知らずに。

スパイは楽園に戯れる (双葉文庫)

スパイは楽園に戯れる (双葉文庫)

 

 

Perfect Quartz 完璧なる水晶・葉山編

鉱物シリーズ4作目。今まで謎だった石英というスパイの正体が明かされ、さらにその先に猫目石というスパイがいることも明かされ、続刊が待ち遠しい。
時事ネタがふんだんに放り込まれているので、国際情勢と照らし合わせて読んで面白い。オンデマンド出版(個人出版)なので、これに校正・校閲が入って商業から出るともっと最高なんだけれど。 

Perfect Quartz 完璧なる水晶・葉山編

Perfect Quartz 完璧なる水晶・葉山編

 

 星条旗の憂鬱

kindleで先生が個人出版していた作品がまとまり、連作短編集になったもの。個人出版→商業の流れに、文芸社さんありがとうってなりました。
鉱物シリーズ短編集。葉山のほかに、おなじみのエディや坂下、JDなんかもでてくる。そしてラストのサーシャおまえ! ってなりますよね・・。

星条旗の憂鬱 情報分析官・葉山隆 (文芸社文庫)
 

Analyst in the box2 鉱物シリーズ

葉山は顔見知りの刑事から、結婚準備金と称して日本人女性から金を受け取ったきり連絡が取れなくなった在日米軍人の身許確認を依頼される。気乗りしない葉山は、それでも渋々女性に会いに行くのだが・・・・。星条旗の憂鬱の続編。個人出版
星条旗から座間さん、君の夢はもう見ないからブルーローズなど、個性豊かなキャラクターがたくさん。ぜひ、box3とoutsideも見てみたいです。

 

 

Blue Paradise in YOKOSUKA

鉱物シリーズに出てくる、坂下を主人公に紡がれる物語。連作短編集。これも個人出版。坂下目線は珍しいので、面白かったです。おまけ掌編もありがとうございました。 

Blue Paradise in YOKOSUKA

Blue Paradise in YOKOSUKA

 

 焦土の鷲

厳密にいうと、鉱物シリーズではないのですが、この作品に出てくるスパイ「リオン」が実は鉱物シリーズ葉山の謎多き父・ミスターオリエンタルの大叔父さんだったことが先生のnote(だったかな。削除済み)で明らかになりました。
戦後GHQ支配下の日本で、歌舞伎の復興を目指す兄弟と、スパイたちの暗躍を骨太に描いた作品。 

焦土の鷲 イエロー・イーグル (徳間文庫)

焦土の鷲 イエロー・イーグル (徳間文庫)

 

 

はい。まとめでした。
個人出版に関して校正が、というお声を耳にしたんですが、出版社じゃない個人が校閲する会社見つけて校閲をお願いするの大変だし(玉石混合過ぎてどこが秀逸な校閲屋かわからない)すごいお金かかるし(調べた)、いろいろ大変なんですよ。あと、オンデマンド出版は売れた収益の全部が先生に行くわけではないので、そんななかでも作品を世に出してくれた。それだけでもう尊い
作品を世に出そうとしてくださった五條先生に頭あがらないし、また葉山達に出会わせてくれてありがとうだし、noteで一瞬ベールが脱げた、葉山父・ミスターオリエンタルこと、リオン葉山について、もっと知りたいし、猫目石の先は知りたいし、サーシャが白雪姫の子ども(葉山)狙っているから、ここからは米軍と多国籍の葉山の取り合いのドラマティックな話になるはずだし、何が言いたいかというと、みんな本買ってください。私も買ってます。買います。そして続きを読みたいです。
切望しています。