紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

『コンビニたそがれ堂 花時計/村山早紀/ポプラ文庫ピュアフル』感想

『コンビニたそがれ堂 花時計/村山早紀/ポプラ文庫ピュアフル』の感想を。

 

コンビニたそがれ堂 花時計 (ポプラ文庫ピュアフル)
 

 

【あらすじ】
大切な探しものがある人だけがたどり着けるコンビニたそがれ堂。第9弾は優しい幽霊の物語『柳の下で逢いましょう』ほか全3篇。
ポプラ社サイトより

【感想】
泣かされることはわかっていたんですが、今回も泣かされて、完膚なきまで叩き潰される感じです(実際には、優しくふんわり包み込まれる感じです)。
タイムリープが今回のテーマでしょうか。
いやもう、人が人を大切に思う気持ちがここまで優しく描かれる作品はほかにないのではなかろうかと。
風早三郎さんは不在でした。出雲いってたのかな? キュートな店員ねここが、物語終盤に、心の綺麗な人だけがコンビニたそがれ堂にくるわけじゃないというくだりがあって、なんだかほっとしたというか。
心が弱いけれど、強い願いがあって、コンビニたそがれ堂の存在を願う人たちが、そこにたどり着いて、何かしらの魔法の道具を5円で手に入れて、ささやかでもいい、幸せな結末を迎えることが出来るなら、その願いが叶ってほしいと強く思います。
いつか、弱った私が、コンビニたそがれ堂を希い、たどり着けて、風早三郎さんのおでんやねここさんのコーヒーをいただいたりして、魔法の道具を手に入れられたらなど、夢想せずにはおれません。
夢を見せてくれるというのは、すごいことだと思います。
名作ですね。