紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

2018年11月10日~11日は折口父子ツアーで羽咋に行きました。

6月に北陸のほうの新聞のネットニュースで、折口父子の句碑を巡るツアーがある、ということを知った私は、羽咋に行きたくてたまらなくなった。
昨年、折口春洋展に伺った時、展示と岡野弘彦先生の講演のみで、折口父子の墓にも参ることができなかったのだ。
ダメもとで羽咋市生涯学習課に、句碑ツアーを他でもしていないかという問い合わせをしたところ、なんと、折口父子記念会のFさんから連絡があり、案内してくださるお約束をいただいた。
ついでに厚かましくも、春洋さんの資料が見たいですと言ったら、これも用意してくださるという、夢ではないか? という現実が舞い降りたのである。

そんなわけで、2018年11月10日11日と、羽咋にお邪魔した。
2週間前から毎年恒例のアレルギーからの空咳を発症していた私は、健康管理をもっとしっかりすればよかったなぁと思いながら、サンダーバード七尾線を乗り継ぎ、羽咋駅に立った。

あいさつ、昼食後、句碑をめぐってくださることとなった。

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折口信夫が作詞した校歌を刻んだ碑、謝礼を受け取らず、代わりに寄贈(?)された鐘。しょっぱなからテンション上がりっぱなしである。

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なぎさドライブウェイでは海を見た。折口父子がここを歩いたのかな、春洋さんが一人で歩いたのかなと想像したら、なんだか嬉しかった。海はそう景色が変わるわけじゃないから、同じような景色を見たんだと思ったら胸が熱くなった。

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大伴家持長谷川等伯の名前も出て、有名人いっぱいいるんだなと感心しました。
記憶があいまいなので、順不同になるかもしれませんが、廻ったところなど。

●折口父子墓

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すごく見たかったんです。会いに来たかった。親にいきたいと話したらまず祖先の墓参りをしなさいと怒られたけれど、行ってみたかった。墓が生で見られてよかった。この下で二人で眠っているんだ…。タブノキがあって、葉っぱをさわさわしていた。力強い葉っぱだなと思った。

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●歌碑(気多大社

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信夫先生の詩は知らないけれど、春洋さんの春畠に~が見れて感動。

気多大社

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大きな神社でびっくり。でも、折口一行が座ったのではないかという階段のほうに激しく心持っていかれた。

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折口信夫句碑

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崩し字が読めないのと、歌を未履修だったけれど、タブノキの森の中にひっそりとある句碑がちょっと切なかった。みんなもっと来てくれるといいね。
裏にも文字が刻んでありました。

●大社焼きの窯に立ち寄ったら、折口信夫が書いた皿を見せていただいた上に、コーヒーまでいただく。地元の方がみんな優しくてうれしい。

●神社

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オオナムチの尊を祭っている神社。
ここもタブノキの森で、折口信夫の古代研究の写真の撮影地ではないかという話だった。


それから資料館に行って、資料を見せてもらう。
それから中尉問題や、年表のことなど話していたらあっという間に時間が過ぎて、翌日も案内していただけることとなった。感謝しかない。


翌日、まず、白鳥が来ているというので、白鳥を見に行った。

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鵠は、コウコウと鳴く。鳥へんのとなりの文字はその鳥の鳴き声を表しているかもしれないという話を聞く。コウコウと鳴く白鳥の声が、死者の書みたいだなと思った。

●一ノ宮の鳥居。大きい。昔ながらの参道が森へ続いていくような姿が新鮮だった。

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●一ノ宮の海。春洋さんの生家に近い海。光が反射してきれいだった。

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車窓から学校を見る。春洋さんが使っていたころの体育館が残っているとか。

●資料館に帰り、Fさんの資料をたくさん見せてもらう。大興奮。時間があっという間。学芸員さんも優しくて、いいところだなぁと思いました。Fさんはすごく春洋さんや折口信夫先生のことを調べていて、裏付けなどもとっていたり、もはや春洋氏学者なのでは…と感嘆してしまいました。質問に全部答えが返ってくるんですよ。うれしすぎる。

午後は金沢へ。
春洋さんが所属した小学校の町や下宿した町、軍隊時に下宿した町などを車窓から見学。
石川四高記念文化交流館では月吠えのポスターが飾ってあり、釈先生とはるみ君にであえました。
お茶を一服してお別れしたのですが、
本当に濃い2日間を過ごさせていただき、私の軽い気持ちが、金脈を掘り当てたぐらいのすごい出来事として自分の身に降りかかったので、何かしら自分が得た情報を、形にできればなぁと、思いました。

今回のツアーにかかわってくださいました皆様、特に2日間にわたって濃密な案内をしてくださったFさんどうもありがとうございました(大変お忙しい中恐悦至極です)!
(誤字脱字失礼します)