紅宝石少年

ゆきやの読んだ本や行った場所を紹介する気ままブログ。ブログタイトル「紅宝石少年」は、大すきな漫画カストラチュラから。

たそがれの市 あの世お伽話 感想

『たそがれの市 あの世お伽話/近藤ようこ/角川書店』の感想を。

 

たそがれの市 あの世お伽話

たそがれの市 あの世お伽話

 

 

【あらすじ】
死ぬと最初にたどり着くさびしい場所、それが「たそがれの市」。
自分が死んだと気付かない”大人のおいと”を見かけた少女のおきく。おきくはおいとにまとわりつく幽霊を遮り言う。「お前は元の場所に戻りな」と。神隠しとされていたおきくは、幼馴染のおいとと谷筋でもみ合ううちに――。たそがれの市でおきくの思いを知ったおいとは……(「第一話 紅の皿」)。ほか、病で先だった母が子を思う深い哀しみを描いた「第二話 涙池」や身分違いの恋と因縁を描いた「第三話 思い出」、津波に流されて命を落とした娘を探し求めて迎えにくる現代の家族との交流の物語「第四話 津波」など。

たそがれの市で、思いを残した死者と生者が交わるとき……生と死という壮大なテーマに向かい合った感動の全十一話。
本書のための描き下ろしも収録。
角川書店サイトより

【感想】
近藤先生の漫画はほとんど淡々としていて、
その淡々さが好きで、リアルだと
壮絶なお話でも、説話を読むみたいに、
すとんと心に入ってくる。
そして話のまわし方がすごく好きで、
ああ、この方もストーリーテラーだなと
惚れ惚れするのです。
死ぬと最初にたどり着く、「たそがれ市」
私なら何を売るのだろう、
そして何を買うのだろうと
夢想したくもなる作品でした。

はい。